ガソリンの給油口 左右どちらにあるか、一瞬で見分ける方法!!
ガソリンの給油口 左右どちらにあるか、一瞬で見分ける方法を
ご存知の方も多いかもしれませんが、知らない人にとっては目からウロコの豆知識。
近年、若者を中心とした車離れにより、必要な時だけレンタカー・カーシェアリングというユーザーも増えているようです。
また、車を所有している方でも、旅先でレンタカーというのはよくある話。自分の車以外に乗車する機会の多い昨今。
いざ給油の際…
「あれ、この車、給油口どっちだっけ?」と迷った経験ありませんか?
運転席を離れることなく給油口の左右を見分ける方法は、いたって簡単。
もう、スタンドで左右間違えて、あわてて向きを変える必要はなくなります。
ガソリンの給油口 左右の見分け方
ガソリン残量を示すメーターをご覧ください。
黄色で囲ったガソリンタンクのイラストの横にある「▲の向き」が、その答えです。
写真の場合、▲が左に向いていますので、給油口は左側。
この▲が右を向いていれば給油口は右側というわけです。
近年の車においては、この「給油口の左右表示」がメーカー問わず標準で記載されているようです。
これで、よほど年季の入った車に乗らない限り、今後スタンドで余計な切り返しをしなくて済むはずです。
ガソリンの給油口 左右どちらが多い?
給油口を左右どちらに設置するかには、色々な事情が絡むようですが、一般的に言われていることが以下の2点。
・「給油口は熱を持つマフラーから遠い方(反対側)が良い」
・「左側通行の日本においてはマフラーは歩行者から遠い右側が好ましい」
以上の2点を掛け合わせると、左に給油口がある設計の方が好ましいようですが、一方で日産車は「運転席からの視認性などを考慮し、2002年以降に各車種順次右側への統一した」という経緯があり、日本車としての統一規格はないようです。
参考までに、メーカー別の給油口位置傾向がまとめられた記事がありますので、引用させて頂きます。
◆トヨタ・レクサス:ほとんど左(ランドクルーザー、ラッシュなどは右)。
◆日産:ほとんど右(ティアナ・ムラーノと、軽の4/6が左)。
◆ホンダ:ほとんど左(アクティ、バモス・バモスホビオは右)。
◆マツダ:左が多数派(アクセラ、プレマシー、ビアンテなどは右)。
◆スバル(富士重工):ほとんど右(デックス、サンバーは左)。
◆三菱:左と右の割合は約55対45。
◆スズキ:ほとんど左(5車種だけ右)。
◆ダイハツ:ほとんど左(3車種だけ右)。
◆フォルクスワーゲン(独):すべて右。
◆メルセデス・ベンツ(独):ほぼ右(Vクラスは左)。
◆BMW(独):すべて右。
◆アウディ(独):すべて右。
◆ミニ(英):すべて左。
◆ポルシェ(独):すべて右。
◆ボルボ(スウェーデン):すべて右。
◆プジョー(仏):207は左、308と407は右。
◆フィアット(伊):すべて右。
◆アルファ ロメオ(伊):すべて右。
◆フォード(米):左右混在。
◆ルノー(仏):ほぼ右(カングーは左)。
【 Excite Bit コネタ「あなたの車の給油口は右側? 左側?」より 】
一概には言えませんが、日本車は左側が多数派の印象です。
左側通行の国は左側、右側通行の国は右側に給油口が設置されている場合が多いといった所でしょうか。