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ガソリンに関する素朴な疑問??

2016/11/01

知ってますか?ハイオクとレギュラーの違いを!!

ガソリンスタンドに行くと、ハイオクとレギュラー、軽油の値段が書いてありますよね。レギュラーは安い、ハイオクは性能高め、なんてイメージがあるけど、実際問題なにが違うのだろう?そんなガソリンに関する素朴な疑問に、今回ここでちょっとお答えしたいと思います。

ハイオクとレギュラーを分ける「オクタン価」

オクタン価」というのは、アンチノック性を示し、つまり、どれだけ「ノッキング」が起きにくいかを示した数値です。

原理上は100が上限となるオクタン価は、高ければ高いほど安定して燃え、「ノッキング」が起きません。

ハイオクとレギュラーを分けるのが、この「オクタン価」です。JIS規定により、

レギュラー:オクタン価89以上(実際は90~91)

ハイオク:オクタン価96以上(実際は98~100)

と定められています。

 ハイオクは、「ハイオクタン価」の略称でもありますから、オクタン価が高い

もののことを示します。また、様々な添加物が加えられ、良質なガソリンとして

作られていますから、プレミアムガソリンとも呼ばれています。だからレギュラー

よりも価格が高いのですね。

もしもハイオク推奨の車にレギュラー、レギュラーで良い車にハイオクを入れたらどうなるのか?

ハイオク車とレギュラー車の違いは、エンジンの圧縮比や点火時期です。

つまり、ハイオクを使ったときに高パフォーマンスできるように設定されたのが

ハイオク車、レギュラーを使ったとき高パフォーマンスできるように設定された

のがレギュラー車です。

オクタン価が高いとノッキングが起きにくくなります。つまり、発火点や圧縮力を

高くしてもへっちゃら!ということを意味します。実際、ハイオク車の方がレギュ

ラーよりも、20度前後高くなるという報告もあります。

 圧縮力を強くすると、馬力が上がります。これが、価格が高めでもハイオク用の

車を作ろうとする利点となります。つまりハイオク車を作るときは、レギュラー車

と比べ、エンジンでの圧縮力を高く、点火時期を早く設定されるのです。

レギュラー車はレギュラーをあげると一番やる気になり、

ハイオク車はハイオクをあげると一番やる気が出るように設定されています。

車ありきのガソリンなので、指定通りのガソリンにするのが無難

それでは、楽しいカーライフを送ってください!
さらにガソリンに関する知識
実は、ガソリンは、さまざまな用途に使われております。
【自動車用ガソリン】
最も身近な用途のガソリンで、大きくレギュラーガソリンとハイオクガソリンの2種類に分けられます。自動車のガソリンエンジンのみならず、農業用や林業用などの内燃機関にも広く使用されます。ハイオクガソリンは1号ガソリン、レギュラーガソリンは2号ガソリンとも呼ばれます。
【ホワイトガソリン】
「ナフサ」と呼ばれるホワイトガソリンは、主にエチレン、プロピレン、BTX(ベンゼン・トルエン・キシレン)等を製造するための石油化学原料として使用されますが、キャンプ用品として用いられる携帯用ストーブ(焜炉)やランタンの燃料としても使用されています。

【工業用ガソリン】
ナフサやガソリンを脱硫して精製した工業ガソリンは、燃料以外の用途に使用され、1号から5号の5種類に分類されます。
・1号:ベンジン、主に洗浄用
・2号:ゴム揮発油、ゴム用の溶剤、塗料用
・3号:大豆揮発油、工業的な目的で大豆油の抽出用
・4号:ミネラルスピリット、塗料用
・5号:クリーニングソルベント、ドライクリーニング用や塗料用
【航空用ガソリン】
航空機用のガソリンで、適度な気化性、高い発熱量、腐食性がないこと、耐寒性に富むこと、安定性が高いことなどが求められる有鉛ガソリンです。また、自動車用ガソリンなどより厳密な規格が定められており、規格には米民間規格、米国軍用規格、日本工業規格などがあります。

 
 

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